老人性いぼ

老人性いぼって何?その特性と治療方法を探る

年齢とともに見えてくる老人性いぼっていったい何でしょうか。首やデコルテ、背中などにできるぽつぽつの正体を探ってみましょう。

別名脂漏性角化症とは?

老人性いぼは脂漏性角化症といい、老人生色素斑やほくろと区別することから始まります。外見が非常に似ているため、医師の診断を受けなければ皮膚がんを見落とすこともあるのです。

 

もちろん医師なら初見で分かりますし、必要なら検査を行います。検査自体は痛みもありませんし、すぐに終わりますから簡単ですが、場合によっては組織の一部を切除したうえで細胞検査をしなければなりません。


原因は紫外線

老人性いぼの原因は多くは紫外線と言われています。80歳以上になればほとんどの人が持っていますし、若い人は20代から発症することも珍しくありません。

 

その原因は紫外線を浴びることでメラニン色素が作られ、肌のターンオーバーが乱れることで排除されず、老人性色素斑となったものが盛り上がった、表面が硬くなったためにできます。

 

通常古い角質は肌のターンオーバーによって28日周期で押し出されるのですが、年齢やストレスなどによってその周期が変わってしまうのです。そうするとくすみなどが起こり、ひどくなればシミ、シワ、いぼができてしまうのです。

 

さらに長い間紫外線を受け続け、ダメージを受けると光老化が肌におこり、皮膚が厚みを持ち、膨らんでいくことで老人性いぼができることもあります。遺伝性でできる人は20代、30代のうちから見られるイボです。


予防法はあるの?

ところで老人性いぼって予防できるんでしょうか。よくシミの予防法としてUV対策は言われていますが、脂漏性角化症も同じ対処法でいいのでしょうか。

 

調べてみると、老人性いぼも同じように紫外線対策が一番の予防法のようです。というのも脂漏性角化症は老人性色素斑が盛り上がり、立体的になったものですから原因は同じなんです。

 

日焼け止めの使用ももちろんですが、SPFとPA配合の化粧品を使うなどしましょう。

 

スキンケアでは保湿が重要です。乾燥肌は肌のバリア機能を低下させる上にターンオーバーが乱れる原因になりますから、保湿化粧品を使ってしっかり潤いをキープしましょう。

 

またメラニンが作られないよう美白有効成分を配合した化粧品や血行促進成分を利用するのも一つの方法です。

 

生活面ではストレスやたばこが悪影響と言われています。睡眠不足も肌のターンオーバーが乱れる原因になりますので、特に肌のゴールデンタイムと言われる22時から2時は深い質のいい睡眠を取るようにしましょう。

 

栄養面では抗酸化作用を持つビタミンCとビタミンEがおすすめです。

皮膚科治療を見てみよう

皮膚科治療その1.液体窒素

脂漏性角化症の治療として昔から行われてきた方法です。老人性いぼに液体窒素を当てることで細胞曽於のものを壊してかさぶたを作り、1〜2週間で完治を目指す方法です。

 

何回か受けなければならないこともありますし、場合によっては跡が残りますので首やデコルテなどに行われます。

 

 

皮膚科治療その2.レーザー

首にできた老人性いぼの治療に使われます。炭酸ガスレーザーが一般的で、細胞組織の水分を奪い取ることで老人性いぼを取るという方法です。

 

深いいぼでも削り取ることができるため、細かな治療ができる上に顔にも使うことができます。ただし、老人性色素斑などとまじりあっている場合はアレキサンドライトレーザー、YAGレーザーなどが使われます。

 

 

皮膚科治療その3.電気手術

ほくろ治療にも使われており、電気メスで直接老人性いぼを切り取ります。医師の卓越した技術は求められますが、2週間ほどで完治を目指すことができます。

 

 

皮膚科治療その4.外科手術

脂漏性角化症は成長する老人性いぼですから、あまりにも大きくなった場合手術が必要です。

 

液体窒素やレーザーでは取り切れない、対処しきれないと判断される、もしくは病理検査が必要と判断された場合はメスを使って直接老人性いぼを切り取ります。

 

麻酔も使用されますので痛みもありませんし、2週間くらいで完治するとされています。なお範囲が広い場合は皮膚移植を行います。


市販薬で治すことは可能?

老人性いぼ対策の市販薬もあります。いぼそのものを取る塗り薬や飲み薬があり、ドラッグストアや薬局、通販で購入可能です。

 

特に通販では定期コースで割引を受けられたり、初回お試し価格があったりと、便利でお得な買い方ができますのでチェックしてみてください。口コミサイトで「いい」と評価されている薬を使うのもいいでしょう。

 

副作用が気になる、肌が弱いという方は副作用の心配がない化粧品もお勧めです。化粧品の中には保湿作用を持ち、いぼが徐々に小さくなる、取れるというタイプもありますので見てみるといいでしょう。

 

このように、老人性いぼは紫外線の影響ででき、大きくなってしまうこともありますが、予防することや改善することは可能です。UVカットや生活習慣を正して予防し、できてしまったときの対処法も考えてみませんか。

 

あなたの悩みの種が一つでも減ることでしょう。

 

 

20160121追加

 

 

 

 

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